これがきょうへい君だ
2000.9.10  兵庫県仁川渓谷で行われた簡保主催、沢登り教室にサポート参加した。


かんぽの協力により、参加費1000円で実現した親子参加のイベントです。以前、舟橋 健さんのバリアフリー・マウンテニアリング・スクールで、大勢の子供達に沢登りをさせているのを見たのが沢登りとの出会い。
いつかサポート参加したいと思っていた。ついに、そのチャンスが来て、お兄と友達のくめっち、友人の子供のきょうへい君(小学一年生)を道連れにした。


両親に連れられ、待ち合わせ場所に来たきょうへい君を引き離すように助手席に乗せ、出発した。とっても不安そう。
「楽しみにしてた?」
「ん〜ん〜」
「来たくなかった?」
「うん」・・・。
こんな会話を少しした後、眠ってしまった。それもそのはず、初対面のオッチャンとお兄ちゃんに連れられ、へんぴな山の中に連れて行かれるのだ。
連れて行くこっちが楽しみで、きょうへい君の古いスニーカーにフェルトを貼ったり(濡れた岩でも滑りにくくするため)、迷彩のライフジャケットを買ったり、化繊のTシャツを買ったり準備を楽しんだ。


さあ、集合場所だ。ぞろぞろと集まった数はなんと子供40人、大人15人ぐらいか。
今日はほとんど水に浸かるんでネオプレーンの鮎タイツにモンベルのカヌー用ネオプレーンシャツで対策した。
そして、四人で手分けして、みんなにハーネス(クライミング用の安全帯)を付ける。
天気が良くなってきて熱い。もう、準備で汗だく。そして池原さんとみんなの荷物を積んで車を移動し、後に入渓して、みんなを追いかけた。


あまり雨が降っていなかったのでやっぱり水は濁ってる。数日前にテレビで「アオコの恐怖」をやっていてちょっとびびった。が、びびる間もなくみんなに追いついた。お〜っやってるやってる。
きょうへい君も前の方でがんばって登ってるぞ。
今日は、送り出した親のためにビデオカメラを持ってきた。でも防水ケースは持っていないのでこけないように必死。
小さい子供も楽しそうに岩によじ登り、泳いだ。
淵状の深いところはロープを張り、ハーネスに付けたカラビナ(開閉式の環)にそのロープを通し、ロープを引くことで自分が進む。
ザックには、空のペットボトルを入れておき、浮き輪代わりになっている。
こうして意識しないうちに、本格的な徒渉や安全確保の技術を経験していく。
そばにいた子供に服を着たままで泳ぐのは初めてか聞いたら「学校で、着衣水泳っていうのんやった」と返ってきた。実践できたこの子達はラッキーだ。

大きな堰堤の前でお昼休憩。あ〜腹減った。と食べやすいように持ってきたおにぎりを広げた。
しかし、きょうへい君のスヌーピーの顔をしたリュックが異常に軽い。おにぎりがない・・・。たしかに「きょうへいは食が細いから小さいおにぎりを持たせる」とお母さんが言ってたのに。
仕方がないので、自分のおにぎり三つの中から一つをあげたら、ぺろりと食べた。
まさかと思ったけど「もう一個食べる?」と聞いたら「うん!」と言って瞬く間に、食べてしまった。
どこが食が細いねん!お兄や、くめっちから奪うわけも行かず我慢した。
しかし、よく見るときょうへい君がすごく元気だ。楽しくなってきたか聞くと、「うん!」と元気よく言った。1.2bぐらいの岩の上から釜に飛び込む子供を見て僕もやると言う。楽しそうに何回も飛び降りた。


午後の部が始まった。堰堤をかわす巻き道は垂直に近い岩場。福原君と壁の途中からビレイ(安全確保)ロープを出し、力のない子は引っ張り上げる。ネオプレーンで水対策しているから水から出ると辛い。
岩場は直射日光で、十人ぐらい上げたら頭がくらくらしてきた。
あ・つ・い・・・。後十人ぐらいのところで、上のビレイの準備を終えた池原さんが来て変わってもらった。助かった・・・。全員無事に登り、沢の遡行は続いた。


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 仁川渓谷かんぽ沢登り教室 with きょうへい君